第145回(平成23年度上半期) 直木賞受賞
技術はあるが金がない中小企業が、全篇に渡り徹底的な下請けいじめ、資金難に苦しめられながらも、自分たちが部品供給をするという信念に心を打たれる。 目先の利益をとるか自身の夢を実現させるのか。特許を売るかどうかで分裂していた社員が、大企業にプライドを踏みにじられたことで、一致団結して反撃する後半部が痛快に描かれている。 大企業の卑劣な法廷戦略や、企業戦略をどのように反撃していくのか、ロケットを飛ばすことができるのか、最後まで飽きさせないスリリングな展開に全く飽きることが無かった。
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