2012年9月30日日曜日

「イヤなことがなかなか忘れられない人」のための本


・イヤなことを引きずってしまう人に共通するのは、「まじめ」であるという点。ものごとを誠実に、良心的に考えるタイプで、そういう傾向の強い人が引きずりやすくなる。

・一般的に嫌な気持ちのまま何かを真剣にやると、真剣にやることとイヤな気持ちが結びついてしまう。したがって、まず、自分の行動と不快な感情を結びつけないようにすることが重要。そして、引きずる心のストレスを解くには、体のストレスを解くのが効果的。

・心に悩みを抱えている人は、体のストレスとして、首や肩の慢性的な緊張やコリとして表れることが多いのが特徴。
人と会うのがイヤという人は、人と会うとラクという反応パターンを繰り返すことで自信を取り戻すことができる。体をほぐしながら、リラックスした状態で仕事や人と会うことをイメージすることで緊張もほぐれていく。
ふとイヤな気持ちになったら、自分の体を動かしてみる。手をぎゅっと握る、足の指を動かす等、意識が自分に向くために嫌な気持ちになることを瞬間、断ち切ってくれる。

・テンポを変えると気分も変わる。一般的に嫌なことを引きずると、動作や作業のテンポが遅くなる。その場合、意識的に作業を速くすることで、気が紛れる。逆に、疲れていたり、落ち込みがひどいときは、わざとゆっくりやる。自分の普段のテンポに変化を付けることで、気持ちが切り替わる。

・気持ちを切り替える技法
首のリラックス
肩のリラックス
テンポを変える
自己暗示
姿勢を整える
呼吸を整える

・「何事もうまくいく人」と「なぜかうまくいかない人」の差
一般に、成功する人や自分の能力をどんどん高めていく人は、成功の経験、楽しいこと、前向きなことに目が向く。上手く行かない人やスランプに陥りやすい人は、失敗経験、自分の欠点、後ろ向きなことに注意が向くことが多い傾向がある。
成功体験やプラス面に注意を向けること自体が、その人の能力を発揮しやすくさせ、失敗経験やマイナス面に注意を向けること自体が、その人の能力にブレーキをかけている。

・「三分間だけ忘れること」からすべてがはじまる
一時的に忘れることができると、事態はどんどんうまくいく方向に変わる。
「悩む習慣、悩みグセがついているだけ」ということ。


2012年9月11日火曜日

思考の整理学


とにかく書いてみる
 頭の中で、あれこれ考えていても、いっこうに筋道が立たない。ことによく調べて、材料がありあまるほどあるというときほど、混乱がいちじるしい。もうすこし構想をしっかりしてというのが論文を書こうとする多くの人に共通の気持ちである。それがまずい。
 気軽に書いてみればいい。大論文を書こうと気負わないことである。力が入ると力作にならないで、上滑りした長編に終わってしまいがちである。良いものを書きたいと思わない人はあるまいが、思えば書けるものではない。むしろ、そういう気持ちを捨てた方が上手く行く。
 まだまだ書けないと思っているときでも、もう書けると、自分に言い聞かす。とにかく書き出すと書くことはあるものだ。書いているうちに、頭の中に筋道が立ってくる。書き進めば進むほど、頭がすっきりしてくる。先が見えてくる。もっとおもしろいのは、あらかじめ考えてもいなかったことが、書いているうちにふと頭に浮かんでくることである。
 書き出したら、あまり立ち止まらないで、どんどん先を急ぐ。こまかい表現などでいちいちこだわり、書き損じを出したりしていると、勢いが失われてしまう。

・ホメテヤラネバ
 ものを考えるのは、いわゆる仕事と違って、なかなかうまく行かない。仕事なら、どんどん付いていくが、考え事は、いつまでたっても埒のあかないことが少なくない。同じところを堂々めぐりしている。そのうち、これはダメかもしれない、と思い出す。
 そんな場合、思い詰めるのは良くない。行き詰まったら、しばらく風を入れる。
 そして、かならずできる、よく考えれば、いずれはきっとうまくいく。そういって自分に暗示をかけるのである。間違っても、自分はダメなのではないか、いやだめなのだ、などと思い込まないことである。
 そういうように消極的だと、できるものさえできなくなってしまう。とにかく、できる、と自分に言い聞かす必要がある。そんな子供騙しが役に立つものかと笑う人があるかもしれないが、たとえ口先だけでも、もういけない、などと言えば、本当に力が抜けてしまう。自己暗示が有効に働くのはそのためである。

2012年9月10日月曜日

自分の中に毒を持て


・不安で、迷って、自信がない、何をしたらいいのか、てんでわからないあなたに提案する。自分はそういう人間なんだ。ダメなんだと、と平気で、ストレートに認めること。そんな気の弱いことでどうする、とクヨクヨしても、気は強くならない。だから、むしろ自分は気が弱いんだと思って、強くなろうとジタバタしない方がいい。

・何か、これと思ったら、まず、他人の目を気にしないことだ。また、他人の目ばかりでなく、自分の目を気にしないで、萎縮せずにありのままに生きていけばいい。

・過去にこだわったり、未来でごまかすなんて根性では、現在を本当に生きることはできない。ところが、とかく「いずれそうします」とか「昔はこうだった」と人は言う。そして現在の生き方をごまかしている。だから、ぼくはそういう言葉を聞くたびに、怒鳴りつけてやりたくなる。いずれ、なんていうヤツに、本当の将来はありっこないし、懐古主義も無責任だ。

・自信なんてものは、どうでもいいじゃないか。そんなもので行動したら、ロクなことはないと思う。そもそも自分を他人と比べるから、自信などというものが問題になってくるのだ。他と比較して自分を決めるなどというような卑しいことはやらない。ただ自分の信じていること、正しいと思うことに、脇目もふらず突き進むだけだ。

・内向的であることは決して悪いことではない。そう思い込んでこだわっているから暗くなり、余計、内向的にしているんじゃないだろうか。内向的ということをマイナスと考えたり、恥じちゃいけない。生きるということを真剣に考えれば、人間は内向的にならざるを得ないのだ。自分は消極的で気が弱い、何とか強くなりたいと思う人は、いまさら性格を変えようなんて変な努力をしてもむずかしい。強い性格の人間になりたかったら、自分がおとなしいということを気にしないこと。それが結果的には強くなる道につながる。

心を整える


・整理整頓は心の整理に繋がる
日頃から整理整頓を心がけていれば、それが生活や仕事に規律や秩序をもたらす。きれいになった部屋を見れば、誰だって心が落ち着く。僕は心がモヤモヤしたときこそ、身体を動かして整理整頓をしている。こころの掃除もかねて。

・過度な自意識は必要ない。
ドイツに来てからしばらくすると、周囲は自分が意識しているよりもはるかに、僕のことをみていないことに気がついた。他人に関心がないのだ。ドイツ人にならって周りが見てないと思うようにしたら、急に開き直れた。

・マイナス発言は自分を後退させる
愚痴で憂さ晴らしをするのは自分の問題点と向き合うことから逃げるのと同じ。愚痴を言わないよう心がければ、自ずと問題点と向き合える。愚痴だけでなく、負の言葉はすべて、現状をとらえる力を鈍らせてしまい、自分で自分の心を乱してしまう。

・変化に対応する
僕は何に対しても、固定観念にとらわれないように注意している。正解を決めつけてしまうと、自分が知らない物の見方や価値観に対して、臆病になってしまう可能性がある。自分の殻にこもってしまわないためにも、正解はそのときどきに応じて変わるものだと考えるようにしている。