・「疲れ」とは全て人の主観、つまり「脳の感じ方」が引き起こした現象にすぎない。簡単に言えば「細胞のガソリン切れ」の状態のこと。脳が不満を感じたり、ストレスを感じると、疲労物質がうまく排出されず、細胞内にたまっていく。すると、新しいエネルギーが生み出されないため、疲れる。
このとき、重要な役割を果たすのが、「快感のホルモン」ドーパミンである。人が喜びを感じたり、満足感を抱いたりしたとき、活発に分泌される。ドーパミンが分泌されると疲労物質が排出され、新しいエネルギーがどんどん生み出されるため、疲れを感じなくなる。
ドーパミンを活発に出す秘訣
朝目覚めたら「良く寝た」と言いながら、二回伸びをする。鏡をみたら、自分に向かって微笑む。夜、その日一日に感謝して眠りにつく。この3つを行うだけで脳は満足感でみたされる。
・不満を抱えれば抱えるほど、人の体はどんどんため込むようにできている。
辛い思いや失敗ばかりしている人にとっては、どうしても仕事に対してネガティブなイメージが定着してしまう。仕事に抱いているイメージをいったんリセットし、仕事に対するプラスの側面だけを考えてみる。
・重要なのは睡眠の長さではなく、睡眠の質である。
一日のうち、一番大事なのは何と言っても「朝の目覚め」。その日一日の過ごし方は、朝、どんな目覚め方をするかで決まる。まず、目を覚ましたら、何も考えずに床の中で大きく伸びをしてみること。手を強く握りしめ、歯を食いしばり、目をつぶって、全身に思い切り力を入れながら伸びをする。このとき、息を大きく吸って、伸びを解くときに息を吐き出す。
もう一つ大切なことは、伸びをした後に「良く寝た」と思うこと。
・朝、洗面所の鏡に向かってニコッと微笑む習慣は、ドーパミンの分泌を促進する。
・寝るときにふとんの中で、「よかった。ありがとう」と思い、その日一日に感謝の気持ちを抱く。
・食事で空腹感が満たされたときが、一番ドーパミンの分泌が活発になるとき
食事をする前に「おいしそう」、食事の最中に「おいしい」、食後に「おいしかった」という3つのときめきを感じる。
・「ああ疲れた」は禁句。
ああ疲れたと、言葉にしてしまうと、疲労感にダメ押しをしているようなもので、ますます疲労感が強くなってしまう。言葉は脳に強い影響力を持っていて、ひとたび「疲れた」と発するなら、脳は疲れたという言葉に強く縛られてしまう。「疲れた」ではなく、「よくやった」と自分を評価すれば良い。
・「ねばならない」式思考は、潜在能力の開花をストップさせる
「ねばならない」式思考は、脳にとって刺激が強すぎる。脳が拒絶反応を起こし、不活性な状態になってしまう。脳が緊張や不安に支配されるため、思考は硬直化し、運動能力が低下してしまう。
・自分を肯定的に見るという行為は、脳を活性化するうえで極めて効果がある
自分を肯定的にみることによって脳に満足を与えることになる。自分に満足すれば、自信もつき、物怖じすることもなくなる。その結果、いろいろなものにチャレンジして、それだけ多くのチャンスに巡り会うことにつながっていく。
自分を至らない人間だと思っていると、脳はその思い通りに人物像をつくりあげていく。
・緊張する場面や苦しい状況の中で、気持ちをラクにし、頭と体を活性化させる方法
スランプに陥った時は「自分がもっとも調子の良かったときのことを思い出す」
失敗を深追いしすぎない。
・入浴効果を大きくあげたいなら、「入浴すれば疲れがとれる」と思うことが大切。